中学3年生

【式の展開】展開の乗法公式②~( )2乗の形の解き方~

今回は式の展開の乗法公式の2つ目を学習していきましょう。1つ目は(x+a)(x+b)の形の乗法公式でしたが、今回は( )の2乗の形の公式です。公式さえ覚えられれば( )2乗の形の計算も簡単にできます。しっかりと覚えていきましょう!

 

( )2乗の乗法公式

これが( )2乗の形の展開公式です。

①( )の中身の1つを2回掛ける

②中身同士を掛けて必ず2を掛ける

③( )の中身のもう一方を2回掛ける

この順序で解いていけば楽に答えを出すことが出来ます。

上記の公式のxが-xだったりaが-yであったとしても、解き方は全く同じです。xが-xだったとしたら、公式のxの位置に-xを代入して計算するだけです。もしaが-yだったらaの位置にyを代入すれば答えを出すことが出来ます。

言葉だけだと少しわかりづらいと思うので、実際に問題をいくつか紹介します。

このように、( )の中身が公式のものと違ったとしても、ちゃんと当てはめて計算さえすれば答えが出てきます。例題なので一々代入して計算をしていますが、慣れれば数秒で答えを出すことが出来ます。

ここで1つ注意が必要なのは、-の数を代入するときは必ず(  )をつけて計算することです。なぜかというと( )があるかないかで計算結果が変わってしまうからです。

上記のように計算結果が変わってしまうので、マイナスの数や文字を代入するときは必ず( )をつけて代入することを心がけましょう。

 

今回は以上です。次回は乗法公式の3つ目の解き方を紹介します。( )2乗の解き方をしっかりとマスターしておいてくださいね。

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