今回は式の項について解説します。「え?項ってなに??初めてきいた。」、という中学1年生ばかりだと思います。項と聞くと難しそうな感じがしますが怖がらないでください。驚くほど簡単に理解できると思います。それではさっそくやっていきましょう!
式の項とは式を構成する数のこと!
3+2-4 という式があったとします。この式の項を求めろ、と言われたらただ単に式を作っている数を答えればよいです。
3+2-4は「3」と「2」と「-4」で出来ているので、式の項は3と2と-4ということになります。
※中1の間は3を+3、2を+2という形で+をつけて項を答えることが多い。-の数字の場合は-~と答える。
どうですか、簡単でしょう?
式の項と合わせて正の項と負の項について聞かれることがあります。正の項とはその名の通り正の数の項、負の項とは負の数の項となります。
3+2-4であれば正の項は3と2、負の数は-4となります。ここまで理解できればあとは問題を解くだけです。さっそく実践問題を見ていきましょう!
実践問題
次の式はどんな数の和を表しているか。また正の項、負の項をそれぞれ答えよ。
①3+2-4
②5-9+3-6
③-2-7+8-1
【解説】
①3 , 2 , -4 正の項…3 , 2 負の項…-4
②5 , -9 , 3 , -6 正の項…5 , 3 負の項…-9 , -6
③-2 , -7 , 8 , -1 正の項…8 負の項…-2 , -7 , -1
次の式はどんな数の和を表しているか?、という言葉が少し難しかったかもしれません。これはただ単に「次の式の項を答えよ」、と言っているのと同じです。つまりただ単に式を構成する数を答えれば答えとなります。このように言葉の意味が分からないと解けない問題もあるので、今回でしっかりと理解してマスターしておきましょうね。
※正の項に関しては、+3 , +2 というように+をつけて答えることが中1の場合は多いです。しかし、別に+があってもなくても同じ数字を表しているのでそこまで気にする必要はありません。学校の先生がプラスをつけろと言ったらプラスをつけ、つけなくてもよいといったらつけなくて大丈夫です。