今回は今まで学習してきた( )のない加法と減法計算の中でもちょっと難しい発展問題について学習していきます。発展問題といっても数式が少し難しくなっているだけです。解き方のポイントが頭に入っていれば難なく解くことが出来るので安心してください。まずは自分で解いてみて、あとで式を含めて解き方を解説します。さっそく問題を解いていきましょう!!
( )のない加法と減法計算の発展問題
次の問題を解け。
(1)次の計算をしなさい。
①5-(-3)+(-2)
②4-9+(-5)
③6-(-3)-2
④14-(-6)+1-(+13)
⑤-6+(+5)-(+9)-(-3)
(2)次の問題を計算せよ。
①-0,4+(-1,8)-(-1,7)
②-5,3-(-1,6)+2,8
(3)次の問題を解け。
さあ中々難しい問題がそろっていますがしっかりと解けるでしょうか?おそらく難しいのは(3)の分数の計算です。分数の計算に関しては、小学校で学習した知識を思い出してぜひ問題に挑戦してください。
【解答】
(1)次の計算をしなさい。
①5-(-3)+(-2)=5+3-2=6
②4-9+(-5)=4-9-5=4-14=-10
③6-(-3)-2=6+3-2=6+1=7
④14-(-6)+1-(+13)=14+6+1-13=20-12=8
⑤-6+(+5)-(+9)-(-3)=-6+5-9+3=-1-6=-7
(2)次の問題を計算せよ。
①-0,4+(-1,8)-(-1,7)=-0,4-1,8+1,7=-0,4-0,1=-0,5
②-5,3-(-1,6)+2,8=-5,3+1,6+2,8=-5,3+4,4=-0,9
(3)次の問題を解け。
分母の大きさが違う分数の加法と減法をするときは、必ず通分をします。分母を4で合わせたければ、分母が4になるように分母と分子に同じ数を掛けます。これが通分です。(3)の問題は基本的に通分しないと答えが出ません。同じ分母同士の数を計算するときは、分子の数だけを足し算や引き算をします。これが分かっていれば以下のように問題が解けるはずです。
以上で( )のない加法と減法の混じった計算は終了となります。このレベルが解ければまず間違いなく中学1年生の期末テストの加法と減法の計算では100点が取れると思います。あとはケアレスミスをせず、確実に解けるように練り上げましょう!
次回からは乗法(掛け算)の単元に入っていきますので期待していてください!