今回は除法の実践問題についてご紹介します。前回何度も何度も強調しましたが、「÷を×に変えて、後ろの数を逆数にして計算!」、が除法問題では唯一といっていいくらい重要なポイントです。簡単な計算であれば別にこんなことはしなくていいですが、少しでも迷ったら迷わずに私のおすすめの方法で解いてくださいね。「逆数にするって何?」、と思ったら以下の記事を参考にしてから実践問題に取り組んでみてください。
実践問題
(1)次の問題を解け
①(+18)÷(+2)
②(-15)÷(-3)
③(-45)÷9
④56÷(-8)
(2)次の計算をしなさい。
①0÷(-2)
②(-1)÷(+6)
③(-3)÷(-9)
④25÷(-15)
さあ、自分の力で解けるでしょうか?現時点で満点が取れれば、基礎力ばっちりです。確実に解いていきましょう。
【解答と解説】
(1)次の問題を解け
①(+18)÷(+2)=9
②(-15)÷(-3)=5
③(-45)÷9=-5
④56÷(-8)=-8
このくらいの計算であれば、いちいち÷を×に変える、ということはしなくて大丈夫です。割り算は結局掛け算と一緒ですから、計算するときは掛け算のルールが適用されます。
■+÷+=+ ■-÷+=- ■+÷-=- ■-÷-=+
このように、掛け算と一緒の符号関係になります。割り算だけに使われるルールはないので安心してください。
(2)次の計算をしなさい。
いかがだったでしょうか?全問解けたでしょうか?今回解いていった問題を全問解けると、1学期の定期テストで満点を取れる可能性がぐっと高まります。私が紹介したポイントをしっかりと復習しておきましょうね。