今回は乗法と除法が混じった計算のやり方について解説をしていきます。乗法と除法が混じっていたとしても恐れることはありません。なぜなら僕たちは既に「割り算を掛け算に直すやり方」を知っているからです。さっそく内容に入りましょう。
復習:割り算を掛け算に直して計算するには?
「÷を×に変えて、後ろの数を逆数にする」
これは何度も説明した重要なポイントですが、初めての子もいると思うので簡単に復習をしましょう。逆数とは、分母と分子を入れ替えた数のことで、以下のように逆数にします。
÷を×に変えて、後ろの数を逆数にする計算方法は以下のように計算します。
割り算はすべて掛け算に変換することが出来ます。そのため割り算と掛け算が混じっていても、割り算を掛け算に変えれば掛け算の問題となります。そのため乗法と除法が混じっていたとしても、基本が出来ていれば楽勝です!問題を解いて覚えるほうが早いと思います。以下に例題を用意するので、自分の力で解いてみましょう。必ず乗法は除法に直すんですよ。
例題
以下の問題を解きなさい。
難しそうですが、ちゃんとポイントが分かっていれば解けます。頑張りましょう!
【解答】
上記問題を解くときですが、乗法であれば好きに入れ替えて計算することができます。そのため約分しやすいように入れ替えて計算すると非常に早く問題を解くことが出来ます。そこの部分を意識すると正答率も飛躍的に上がるので、「如何に楽に解くか!?」ということを常に意識しましょう。数学において楽に解くことは正義ですよ!!