今回は前回学習した加法と減法計算の実践問題を学習していきます。分数の前にマイナスがついた時の対処法が分かれば基本的にはすべて解けるはずです。「やり方がわかんないぜ!」という場合は以下の記事を学習してから取り組むようにしましょう。
加法と減法の実践問題!
(1)次の計算をしなさい。
①(5x-8y)+(3x+2y)
②(2a-b)+(3a-2b-1)
③(x+3y)-(5x-2y)
④(3a-7b+5)-(a-2b-1)
(2)次の計算を解きなさい。
①3(x+y)+2(x-y)
②8(x-2y-5)-6(2x-y+2)
③3(x+y-z)-2(2x+4y-2z)
(3)次の計算をしなさい。
さあ、落ち着いて1問1問確実に解いていこう。このレベルの問題が解けるのであれば、中学2年生の1学期の中間テストレベルなら満点が取れます。せっかくやるのであれば目標は高くして取り組みたいですね!
解答&解説
(1)次の計算をしなさい。
①(5x-8y)+(3x+2y)=5x+3x-8y+2y=8x-6y
②(2a-b)+(3a-2b-1)=2a+3a-b-2b-1=5a-3b-1
③(x+3y)-(5x-2y)=x+3y-5x+2y=-4x+5y
④(3a-7b+5)-(a-2b-1)=3a-7b+5-a+2b+1=2a-5b+6
(2)次の計算を解きなさい。
①3(x+y)+2(x-y)=3x+3y+2x-2y=5x+y
②8(x-2y-5)-6(2x-y+2)=8x-16y-40-12x+6y-12=-4x-10y-52
③3(x+y-z)-2(2x+4y-2z)=3x+3y-3z-4x-8y-4z=-x-5y-7z
(3)次の計算をしなさい。
どの計算も普通に解いていけば解けますが、やはり注意が必要なのは分数の計算です。通分とマイナスの対処が出来るかどうかが問題を解くカギです。やはり慣れるには何度も何度も問題を解くしかありませんので、学校のワークや教科書などで繰り返し問題を解きましょうね。
今回の記事は以上で終了です。次回は多項式の乗法と除法の計算を解説します。乗法と除法は2年生になるとかなり複雑になっていきます。計算力を上げるためにも自分の力で解けるようにしましょうね。